星・花・愛*守之介

夜空の星を見上げるたびに、あ〜よかったとホッとする

何光年も彼方からの旅人
星の輝きに安息の瞬間を感じる

人間は永遠には 生きられないから はるかに長い時の流れに 憧れを抱くのだろう

大地には 花がなければならない
美しく けなげに咲く 花がなければばならない
露草のように 1日だけ咲いて 朽ちてしまう花もあるし
百合や薔薇のように 大きな花を咲かせる主役は見事だ

それでも命は 一週間程度しかない
人間の寿命より短い

美しい花を見るたびに 人はもののあわれを感じるのだろう

どんなに頭のいい人よりも どんなに金儲けが上手い人よりも
星に多くの憧れを抱き 花の移ろいに驚き 嘆き悲しみを感じた感性豊かな 人間にはかなわないと思う。

個人的な意見ではあるが 人には愛がなければ 生きている価値がないのではないかと思う

天には星 大地には花 人には愛がなければならない

-■徒然の森■守之介■