そもそも、フラダンサーは、なんでレイや生のお花をつけるのかしら?
それは、ハワイの伝統的な儀式や、そこに込められたハワイの人たちの想いにまで、さまざまな理由があるのよ
お金も手間もかかりそうだし、難しそうね。
でも、生のお花をつけて踊ったら、香りとひんやりした感触で、とても気持ちが上がるし、心を込めて踊れそうな気持ちになるの。
この記事ではこんなことを書いています。
- 一番簡単お手軽な生花ココを写真でご紹介しました。
- 1. そもそも「レイ」ってなに?フラで使われる生花は?古典フラ(カヒコ)、現代フラ(アウアナ)それぞれの場面を紹介。
- 2. フラの発表会、小さなパーティやフライベントで、生花を身につけたい思っていませんか?
実は、この記事で紹介する「手作りの髪飾り」は初心者でも、全く敷居が高くないので、挑戦できます。ハワイアンな集まりや、レッスンの時など、気楽にハワイアンスピリッツをお花をつけることで表現しよう! - 3. 生花を買って、頭につけるまでを写真で具体的に紹介しています
4. 記事を読み終えると、レイについて詳しくなり、気軽に生花を頭につけることがわかります。
そしてレイメイキング興味が湧いて挑戦したくなります。
ハワイアン レイの始まり
ハワイでは森羅万象に神が宿るとされています。
レイは、さまざまな植物や動物に宿る神々を崇める手段のひとつとして、また、フラで祈りを捧げる際にも用いられた。現在もなお伝統的な文化イベントが行われる際には、欠かせない文化象徴の存在となっています。
そういった伝統的な場面だけでなく、ただ単純に誰かを思い、時間をかけて素材を集めてレイを作る。または時間をかけて選ぶ。こうした贈り手の思いが込められたレイは特別な機会がなくとも、アロハの気持ちとして贈られるのがハワイのレイでもあります。
古典フラ(カヒコ)で使われるのは
カヒコ(古典フラ)を踊るとき、フラダンサーは、森の植物、花や葉で作ったレイで身を飾ります。
森の女神でフラダンスの守護神でもある、女神ラカの力によって身を清め、マナ(聖なる力)を授かるため、そして、フラダンスを奉納する神々や首長への、心からの敬意を表するため、などと伝えられています。
写真は私☺️(ハワイのコンペティションにて)頭、手首、足首にはシダ。首にはマイレ。
ついでに一言おまけ::フラは、状況や気持ちを表現するもの。カヒコ(古典フラ)では、基本的にお化粧はしません。
現代フラ(アウアナ)で使われるお花は?
アウアナは、どんなレイを身につけるの?
曲にあったお花を選んでつけるのよ。
どこの島の曲かで、色やお花が決まってきたり、曲の雰囲気や、ダンサーの年齢にあったものを選びます。
レイについての知識つけよう
レイの種類
・ココ・・・フラダンサーの髪飾りをと言います。
・レイ・ポオ・・・頭につける【覚えたフラを忘れないように】「ポオ」は、頭を意味しています。要するに頭に被る花の輪です。
・レイ・クウペエ・・・手首や足首につける【振りを忘れないように】
・レイ・アイ・・・首につける【体に悪い気が入ってこないように】
レイをつける順番
・下から順番につけていく
・・・大地のマナ(気)が足先から体に入ってくると考えられている為
本来は、生の植物やお花でレイを作り、身につけたいです。
でも実際は、お値段や今後また使用する時のことを考えたりして、造花を使ってしまうというのが現状です。
造花を通常使うにしてもハワイのフラダンサーのように、自然を敬う、踊れることに感謝する、気持ちを落ち着ける、みんなで作業するetc そんなハワイアンスピリッツは心においておきたいものです。
冒頭でサクッと生花で作るココ(髪飾り)のチョイ技をご紹介しました‼️
カーネーションやバラのように茎が強いものはそのまま髪に挿してアメピンで止めるのもあり。
茎が強くない、短いものは少し補強が必要です。
準備するのは伸ばしたユーピンとフラワーテープ。ユーピンを真っ直ぐにしてフラワーテープをぐるぐる巻く。ユーピンを元の形に曲げる。
カジュアルにつけるなら、やり方に決まりはありません。
プルメリアなんてお花の真ん中に爪楊枝を刺して補強して耳に刺すっなんていうのもありです😆
本格的にきちんと作りたいのなら、プロに習ったり、ハワイアンを扱うスクールに通うのが一番身につくと思います。
この記事を書いた人
2002年より フラ暦20年
2010年「フラオニエ・フラフェスティバル」アウアナ・カヒコ・音楽部門優勝(ワヒネ)、総合優勝(ワヒネ)。
世田谷区のナニフラスタジオ所属にて。
その他、NYカーネギーホールでのショーやコンペティション等に出場しています。
スポーツクラブで5年、フラスタジオで3年、講師経験
2022年6月より横浜市神奈川区でフラスタジオ「ポノ」始めました。生徒募集中!
自分の生き方で、人の心と体を動かす発信をしています。