命のセンダク*守之介

2022年7月8日

久しぶりにいい旅をしてきた
日常のしがらみや 苦労から解放され 寿命が伸びるほど
思う存分 旅を楽しんできた

洗濯なんぞという 軽い言葉ではなく センダクをしてきた

美しい海を見て 波の音に心を躍らせて 真っ白い波に体を横たえ
冷たい水に足をつける 言葉は必要ない

夜は 満点の星を飽きるほど眺め
美味しい料理と旨い酒を飲む
となりには 大切な人がいてくれて 微笑みをかえす

贅沢といえば 贅沢だ

翌日の朝も 早起きをして 美しい海を眺めている

カニとたわむれ 星の砂を探す
水牛に揺られ 石垣の佇まいをゆっくり進んでゆく

ここはきっと天国・・・ つかの間の・・・
きみとふたり 命のセンダク

-■徒然の森■守之介■
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