
久しぶりにいい旅をしてきた
日常のしがらみや 苦労から解放され 寿命が伸びるほど
思う存分 旅を楽しんできた
洗濯なんぞという 軽い言葉ではなく センダクをしてきた
美しい海を見て 波の音に心を躍らせて 真っ白い波に体を横たえ
冷たい水に足をつける 言葉は必要ない

夜は 満点の星を飽きるほど眺め
美味しい料理と旨い酒を飲む
となりには 大切な人がいてくれて 微笑みをかえす
贅沢といえば 贅沢だ
翌日の朝も 早起きをして 美しい海を眺めている
カニとたわむれ 星の砂を探す
水牛に揺られ 石垣の佇まいをゆっくり進んでゆく
ここはきっと天国・・・ つかの間の・・・
きみとふたり 命のセンダク
