くちづけ*守之介

くちづけ・・・淡い想いのようにはかなくて
きみの気持ち 確かめようとして
もう一度

くちづけ・・・夜明けの夢のように悲しくて
君の存在 思い出したくて
もう一度

やるせない ほんの刹那
いとおしい きみが
たとえ またたきでも・・・一時でも・・・

くちづけ・・・白い雪のように寂しげで
きみの愛を捕まえたくて
もう一度

くちづけ・・・朝の露のように切なく
きみの姿が急に見えなくなりそうで
もう一度

やるせない ほんの一瞬
いとおしいきみが
たとえ 瞬きの間に この世が終わっても

-■徒然の森■守之介■
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