服は大切な友達*守之介

2022年2月22日

フランス人は 服を大事に扱う
10着くらいしか洋服を持たない
現在は変わってしまったかもしれないけど
昔はそうだった

 

30年間にわたって婦人服のメーカーをしていた私は誰に教わったわけでもなく 知り合いの縫製工場を訪れ 友人のパタンナーにボタン屋?(付属品屋)を紹介してもらい そこからさらに台紙・ビニール芯地を扱っている問屋を聞き出し 自分がデザインし 自分のブランドを立ち上げた

自宅マンションの4.5畳からのスタートだった
持つべきものは 友人 知り合い 専門的知識を持っているスペシャリストとの繋がり そして行動力!

 

何も持っていないということは なんでも持っているということに等しかった

サラリーマンが 酒場でビールを飲んでいる間 自分の感性を磨いた

日曜も祭日もなく 配色 デザイン ネットワーク ディスプレイ 照明 流通 ありとあらゆるものを勉強した

 

その数年後 事務所を借り パートさんを雇い 少しずつ会社は大きくなっていった パリの生地の展示会にもいくようになり

全国にショップをもち自分の世界を広げていった

最後に ココ・シャネルの言葉を引用したい

服は旧友のようなもの 長く大事にしなきゃダメよ 女たちは服を 人生を 仕事を 次々と変えたがる

幸福とは 変えることではない 幸福とは大事にすることである

Coco Chanel
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-■徒然の森■守之介■
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