最も権威あるフラの祭典「メリーモナーク・フェスティバル!」とは

2022年4月26日

この記事を書いた人

まりえ

2002年より フラ暦20年
2010年「フラオニエ・フラフェスティバル」アウアナ・カヒコ・音楽部門優勝(ワヒネ)、総合優勝(ワヒネ)。
その他、NYカーネギーホールでのショーやコンペティション等に出場しています。
スポーツクラブで5年、フラスタジオで3年、講師経験
2022年6月より横浜市神奈川区でフラスタジオ「ポノ」始めました。生徒募集中!

ハワイの伝統芸能であるHulaが、こんなに日本に浸透しているのはなんで?

フラダンスを習っている友達 結構たくさんいるよ!
なんで日本にいながら、ハワイのフラダンスが習えるの?
なんで踊れるの?

それは、メリモナークフェスティバルがあるからだと思う!

とっても素敵なの。

「メリー・モナーク・フェスティバル」ってなに?

メリーモナークフェスティバル*Merrie Monarch FESTIVALってなに?

ズバリ!!

世界最高峰のフラの祭典 です!
「メリーモナークフェスティバル」

メリーモナークフェスティバルを見ると、Hulaの世界がわかります!
パレードなどもありますが、大注目は、フラのコンペティション(大会、競技)です

Hulaの技や音楽、魂、流行、、、全ては、この祭典から発信されます。
見たら、自分達のフラを現地のHULAに近づけたいと思ってしまう。。。。
それは 不可能に近いけど、近づけたい・・・・頑張ろう・・・となるわけです☺️

コロナ禍 前のDVDをご紹介 
コンペティション(大会)は3日間にわたって行われ、テレビでも毎晩6時間生中継。
ハワイ中が熱気に包まれます。この3日間のコンペティションを収録。自宅で最高峰のフラを堪能してください。
ちなみに、毎年DVD出ています。
最近は、コロナ禍で規模が小さく、出場チームが少ないのでそれ以前のものを紹介してみました。

なんと6枚組、新品はAmazonであと1つしかありません!
楽天の中古も希少、高値です。
この衣装かわいい!素敵な笑顔!! この棒はなに?楽器?
そして沼にハマっていくんですね🤣 

 

この記事を読むとわかる事

  • 「メリー・モナーク・フェスティバル」歴史
  • 「メリー・モナーク・フェスティバル」名前の由来
  • 「メリー・モナーク・フェスティバル」開催日
  • 「メリー・モナーク・フェスティバル」観る方法

メリー・モナーク・フェスティバルの歴史

メリー・モナーク・フェスティバルが 最初に開催されたのは1964年でした。
この第1回のフェスティバルからずっと開催地は変わらずハワイ島ヒロです。
どうしてヒロなのでしょうか?

 その理由は、1960年にさかのぼります。この年の5月23日、ヒロを津波が襲いました。
前日南米で起こった大地震を引き金にした津波でした。町は壊滅状態になってしまいました。
3年後、規模は半分以下となってしまいましたが町はなんとか復活、でも経済はままなりません。そこで計画されたのが、ヒロにハワイ中の人を集める観光誘致のフェスティバルでした。そして1964年、第1回メリー・モナーク・フェスティバルが開催されたのでした。このフェスティバルにフラ競技が加えられたのは1971年。第1回の競技には9グループが出場。
ハワイ文化の象徴としてフラが見直され、ハワイ文化復興運動が活発になった時代の機運もあって、フラ競技は年々拡大。20以上の男女フラ・グループが出場して4000席以上の客席を埋める、3日間に渡る競技として定着し、世界中からハワイ文化を愛する人が集まるフェスティバルとして現在に至ります。

メリー・モナークの名前の由来

 フェスティバルの名前「メリー・モナーク」は英語でMerrie Monarch、つまり「陽気な王様」という意味です。
ハワイ王国時代、19世紀にデビッド・カラーカウアという王様がいました。
西洋諸国からの宣教師や実業家の影響で衰退していた「ハワイの言語や文化」を復活させ、先住ハワイアンのプライドを喚起させた人として、ハワイアンに愛され続けています。
国王の力を最大限に利用して伝統フラを復活させ、
新たに西洋音楽を導入した新しいフラの流れを奨励し
フラを消滅の危機から救ったのが彼。


音楽と踊りをこよなく愛したカラーカウア王の意志を引き継ぐことを目的として
彼のニックネーム「メリー・モナーク」がフェスティバル名となったそうです。

Hula is the language of the heart and therefore the heartbeat of the Hawaiian people.
フラは心の言葉、すなわちハワイ人民の心臓の鼓動そのもの。

David Kalākaua

メリー・モナークはいつ開催?

毎年、ハワイ島のヒロで行われる、最も歴史が長く権威のあるフラの祭典メリーモナーク・フェスティバル!
フェスティバルの開催期間は、米国の祝日、復活祭の日(イースター・サンデー)から1週間と決まっています。
もともと太陰暦にしたがって決められた日で、春分の日の後にやってくる満月の直後の日曜日が復活祭の日です。
その年の復活祭(イースター)の日曜日を皮切りにフェスティバルがスタートし、一週間ヒロの街にて色々なイベントが開催されます。

競技会以外は無料。
会場ではクラフトフェアや展示、パレードなども楽しめます。

2022年 残念ながら、今年の3日間のフラ競技は席数が通常の約3分の1程度しか用意されないため
一般人への販売はされず、関係者のみの提供でした。

2022年 Merrie Monarch 2022
フラ競技の日程(現地時間)は下記の通りです。

  • 4月21日(木曜日)ミス・アロハ・フラ部門
  • 4月22日(金曜日)カヒコ部門
  • 4月23日(土曜日)アウアナ部門

「メリー・モナーク・フェスティバル」観る方法

メリー・モナークのフラ大会を観るには3つの方法があります。

  1. 現地会場で観る方法
    リー・モナーク・フラ大会の会場は座席数が4200席、その半分は出場チームとその身内に、残りの半分が一般客に割り当てられます。一般チケットは抽選応募制となっています。
  2. ハワイで地元テレビの生中継を観る方法
    KFVEという地元局が放映する現地からの生中継は、ステージ・パフォーマンスのほか、事前に制作された数々のショート・ドキュメンタリーを観ることができます
  3. インターネットのストリーミング放送を観る方法
    これなら日本でも観ることができます。ハワイ現地のテレビで観られるものと同じものがほぼリアルタイムで視聴できます。

 
現地で生で観るのが、1番いい。もちろん。会場の熱気、レイや植物の香り、選び抜かれた本物のHULAを体感できるのですから。
でもチケットを取って、現地に行くのは大変な事。

日本でテレビやPCで見れば、ズーム機能で表情まで見れます。
五感フルに感じることはできませんが、十分楽しめます。毎日6時間ほどの競技ですから、お家でゆっくり観るのもいいですね。

まりえ

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